ブラストトレイルの最大積載量を、500㎏から300㎏に減トンしました。
依頼主は愛知県在住のお客様… 自身にて減トン作業を行ってもらえる業者さんを探していたが、なかなか見つからず、当店の過去のブログ記事までたどり着き、相談をされた経緯となります。
お客様の牽引車は、軽自動車のスズキジムニー。軽自動車ではありながら、比較的牽引能力の高い車両です。
そして、お客様が個人売買にて購入されたボートトレーラー(ブラストトレイル)の最大積載量は 500㎏。牽引能力が高いとは言え、そこは軽自動車… 逆算すると、最大積載量を 300㎏まで落とす(減トン)必要がありました。
元の最大積載量500㎏が記載された車検証のまま使用すると、過重量の車両(トレーラーの車両総重量を示す)を牽引したとみなされ、牽引車側の道路交通法違反に該当してしまいます。
今回の積載物は 12ftのアルミボートですので、最大積載量が 300㎏あれば十分です。過積載にも該当せず合法的となります。
この作業は構造変更となるので、本来ならば車検打ち切りとなりますが、この車両は一時抹消中。
愛知運輸支局にて、中古新規検査と同時に減トン作業を行う方法が素直な手順ですが、遠方でもある為、当店の地元、松本自動車検査登録事務所にて予備検査受検と同時に減トン作業を行いました。
後に、愛知運輸支局にて登録です。(ここでナンバープレートが取り付けられます。)
減トン前の車検証
元々の最大積載量は 500㎏。
減トン後の車検証
最大積載量を 300㎏に減トンしました。
減トンするには、その根拠が必要となります。
当店では、減トンの作業を承りますので、どうぞお気軽にご相談下さいませ。
※減トンとは: 最大積載量の重量(㎏)を落とす(小さく)する事を示す言葉です。