整備記録 クイントレックス

クイントレックス V12 整備記録

ボート(艇体)の整備記録

ボート(艇体)の整備記録の一部を画像と共に掲載しております。

溶接により組み立てられたアルミボートは、走波時に受けるダメージによりクラック(亀裂)が発生するケースが多々あります。
しかしこの艇に関しては、最大搭載馬力15馬力に対して9.9馬力を使用しており、更に、丁寧に扱われていたと思われます。
よって、クラックの発生が起きておらず、比較的状態の良いアルミボートです。
特に整備を必要としない艇体であった為、ここでは軽く装備にふれる程度となっております。


アルミ製のバッテリートレイが標準装備されております。


ファイティングデッキ下のスペースには、法定備品が十分収まります。


ファイティングデッキには、小型のハッチも取り付けられております。


ここはミドルデッキで、一段低い部分です。
リブと一体型のバルクヘッドが強度を増します。


リアスペースには燃料タンクが収まります。
試運転後に確認をしても、後部に水が溜まる事はありませんでした。


ファイティングデッキは広々です。
これは、クイントレックス社によって作成されたオリジナルデッキ。


アフトデッキもスッキリとしております。
厚い生地のマリンカーペットが貼られており、擦り減りもありません。


船外機の整備記録

船外機の整備記録の一部を画像と共に掲載しております。

信頼のヤマハ船外機… VMAXjr. 9.9馬力です!
整備状態、保管状態も良く、比較的程度の良い2ストローク船外機です。
何の問題もなかった船外機ですが、基本整備をしっかりと行っております。又、実走行による試運転も行いましたが、とても調子がよかったです。

※主な整備記録の掲載となっておりますので、軽微な整備等は特に記載しておりません。


こちらは旧インペラです。
破損もなく、しっかりと冷却水を回しておりました。


左側:新品のインペラ
右側:旧インペラ


ウォーターポンプケース周辺を綺麗に清掃し、新品のインペラが組み込まれました。


こちらは抜き取られた古いギヤ下りる。
定期的にギヤオイル交換がされていたと思われます。
状態が良いです。


新しいギヤオイルが注入されました。


プロペラシャフト周辺も確認をして、しっかりとグリスアップです。
釣り糸の巻き込みもありませんでした。


念のためにキャブれーも分解清掃です。
こちらは分解直後の画像。
ややフロートチャンバー内の汚れがあります。


各ジェット類… 本体の全ての燃料経路を、専用の溶剤等で丁寧に清掃です。


各部品が個々に洗浄され、徐々に組みあがっていきます。
状態の良いキャブレターでした。


こちらは燃料フィルター。
燃料タンク、フューエルライン、フィルター、キャブレター。
全ての燃料系統が分解清掃されました。


カウルの内部は長年の油汚れが付着しております。
これらを掃除しながら、目視による各部の点検を行います。


溶剤をしながら清掃されたカウル内部です。
とても気持ち良いですね。


湖上の試運転前にタンクテストです。
冷却水も勢いよく回っております。


デジタルタコメーターを使用して、キャブレターのアイドリング調整を行います。


シリンダーの圧縮圧力を測定。
#1, #2 シリンダー共に揃っており、十分な圧力でした。


トレーラーの整備記録

トレーラーの整備記録の一部を画像と共に掲載しております。

ボート専用のブラストトレイルはフィット感もバッチリです。
こちらは、このボートとは別に用意しました。状態も良く、特に大きな整備は必要ありませんでした。

※主な整備記録の掲載となっておりますので、軽微な整備等は特に記載しておりません。


念のために、ハブ内部の確認を行っております。


ベアリングの状態は良かった為、今回は再使用しております。


レースの状態も良いです。
グリスを追加し、再組立てです。


パーキングブレーキ用のパッドを新品に交換済み。


厚みの増した新品のパッドを左右共到着しました。


継続検査も受検したばかりです。
(2023年6月20日受検)