パノプティクス PS21/22

パノプティクス ボート

ライブビューフォワードソナー(前方を動画的に映し出せる振動子)をもう少し手軽に導入してワカサギ釣りを…。

前回のブログでは ライブスコープ LVS32 を使用すると、ワカサギ釣りにも良い道具として使えますよ! 的な、お話しをしました。
その お話しの締めくくりには…
「なかなかワカサギ釣りにライブスコープを導入するのは高価すぎますが…」と、記してあります。
しかし… あるのです! もう少し手軽に前方探査ソナーを導入する方法が!?
結論からズバリ! 「パノプティクス PS22」の選択です。
バスフィッシングにおいては、今や、精度良くモニターへ動画的に映し出されるライブスコープが必須の前方探査ソナーとなります。理由としては、モニターを注視しながら、画面内での繊細なサイトフィッシングを行う為です。しかし、ワカサギ釣りではそこまでの繊細な釣りを必要としなく、単に群れを容易に探し出せれば、それで十分楽な釣りが成立するからです。
そこで今回、PS22 の前身モデルとなる PS21 を使用してワカサギの群れをサーチしてみました。


木崎湖のモダンボートさんのレンジャーボートを拝借して、簡易的に手持ちのガーミン echoMAP CHIRP 92SV に GT52HW-TM 振動子とヘディングセンサーをセット、そこに今回使用した旧モデルの ライブビューフォワードソナー PS21 を取り付けました。


ライブスコープの映像が、ガーミンで言うところの、繊細な映り方をするクリアビューに対して、このパノプティクス PS21 及び PS22 は、通常の二次元魚探風の映り方をします。
ワカサギ釣り等の群れ探しには、何の問題もなく使用出来ますね!
画面左側にしっかりと濃いワカサギの群れが映し出されております。一番左側の通常魚探的なゾーンに、ボート直下に入ったワカサギの群れが映っております。ちなみに、約17m前方の水面付近に映し出されているのはワカサギの群れではなく、ポンツーン(浮き桟橋)です。そのポンツーンを固定しているロープも、約14m先の水中に垂れているのが確認出来ます。


はっきり言って、これだけの性能があればワカサギ釣りには十分だと思います。
しかもこの パノプティクス PS22 (今回は PS21)ですが、ライブスコープの様に、ソナーとモニター間に接続するモジュール(ブラックボックス)が不要なので、レンタルボート等での簡易セッティングをしての使用には向いていると思います。
あとは、互換性のあるモニターをしっかりと事前確認ですね。