ガーミン魚探

ガーミン魚探 ボート

ガーミンの魚探を使用し、木崎湖をチェックしてきました。
使用した機種本体は「echoMAP CHIRP 92SV」振動子は「GT52HW-TM」で旧モデルとなりますが、基本的な機能は搭載されており、現行モデルの「echoMAP UHD」の前身モデルと言ったところでしょうか…。
これからガーミン魚探の導入をご検討されている方向けの、非常に初歩的な内容となっております。


先ずは基本的な魚探機能です。
通常魚探(右下)、クリアビュー(右上)、サイドビュー(左側)を画面に同時表示させチェックです。
全体的にウィードエリアとなりますが、特に丈の長いウィードが水深5m付近に密集している事が、クリアビュー及びサイドビューにはっきりと映し出されている事が確認出来ます。
通常魚探でも何らかの反応を得られてはおりますが、クリアビューにてウィードである事がはっきりと判断出来るので、この辺りは通常の二次元魚探よりも勝っておりますね。


個人的に追い求めている「キザキマス」ゲットの為に、広範囲に水深を計測し地形を把握する作業を行いました。
木崎湖固有種であるキザキマスですが、大雑把に言うと「水深20mエリアの水深10m付近を回遊」しているトラウトです。
そこで広範囲に水深20m前後のエリアを知る為に「クイックドロー機能」を使用して、等深線図を作成しました。
今回は、キザキマスの回遊及びボイルが良く見られるエリアに絞り込んでの作業です。
この等深線図をもとに、自船位置を水深20mライン上にポジションさせ、把握出来ている水深20mラインに向かって、メタル系の重たいルアーを50m程遠投させれば、キザキマスに出会える可能性が高まるかな? と、勝手に思い込んでやっております。(笑)
まぁ間違っていても、この様に考えながら試行錯誤を繰り返し、釣りをする事が楽しいですね!


高さの有る釣り易いワカサギの群れです!
魚の群れは通常魚探でもはっきりとらえる事が出来ます。と言うか… 通常魚探の方が判り易いかもしれませんね。
このエリアは木崎湖に訪れるワカサギ釣りの方々も、なかなか入らない少々遠いポイントです。自身のワカサギ釣りの為にチェックを行いました。同時にクイックドロー機能を使用して等深線図の作成も行っております。
この時期(この日)の木崎湖のワカサギ… 水深10m付近を回遊しております。(水深±1m違うと群れは居ませんでした。)
この様に魚探が有ると、自身のポイント開拓が出来るので楽しいですね!


そのワカサギの群れ… 当然ながら移動をしております。逆に言うと、その群れをとらえていないと釣りにくい状況に陥ります。
ちょっと群れを追跡してみました…。(笑)
通常魚探で振動子の周波数を、よりピンポイントに探れる240kHz(指向角16°)に設定変更! この設定によりボート直下の探っている範囲が狭くなりました。言い換えればピンスポット的に群れを絞り込み易くなったのです。
今度はサイドビューモニターをチェック。右舷側に群れが居る様子です!? すかさずボートを右舷側に移動… すると通常魚探に良い感じの群れが映し出されました。
更に前後のどちらにその群れは居るの? と、追跡をするのであれば、前後の指向角が1°~2°と非常に狭いクリアビューで確認をする事も可能です。
この辺も、旧式の魚探よりも勝っておりますね。


ボート発着地点近くです。(モダンボートさんの直ぐ北側エリア)
このエリアですが、珍しく水深7m程の浅い場所にワカサギが群れておりました。
よく見ると、そのワカサギの群れにてスモールマウスバスが捕食? を行っている様子が通常魚探に良く映っております。 又、クリアビューのモニターではバス? 単体の姿も確認出来、更にワカサギの群れの下にウィードが映っているのが分かります。バス狙いでルアーを投入したくなりますね!(笑)
ガーミン魚探… バスフィッシングには強い味方となりそうです…。

バスに追われ、ワカサギの群れが乱れているのでしょうか???