ボートトレーラー 改造!

トレーラー トレーラー

ボートトレーラーの「自動車の種別」を「軽自動車」から「小型」に変更!

今回、軽自動車扱いのボートトレーラーのトングフレームを交換して長さを延ばし、小型自動車扱いの車両に変更してきました。
頻繁に目にする長さの短い軽トレーラーに 12ftクラスのボートを積載牽引… 危ないですよね!?
(この辺りの理由については以前のブログでも触れておりますので今回は省略致します。)
よって今回は、12ftのアルミボートが安全に牽引出来る様に改造し、正式に検査登録を行いました。

今回の改造方法は先程触れた様に、トングフレームを丸々交換しホイールベースを延ばした為、構造変更扱いではなく「新規検査等届出書」を提出しての新規扱いとなりました。
ホイールベースが延び車枠全体の構造が変わった為、それに伴う各種検討書類の提出が必要となります。
「車枠強度検討書」「最大安定傾斜角度計算書」「連結時最小回転半径計算書」や、保安基準適合検討書は勿論の事、外観図、その他の書類を運輸支局に提出し、約2週間の書類審査後の受検となりました。
当店では、各種強度検討書等の書類作成に関しては、日頃から「組立車」としての申請を運輸本局に行っている為、特に問題なく進める事が出来ました。


今回、交換により延長したトングフレームです。
これにより車両の長さが 337cmから420cmに延び、安全に 12ftのアルミボートが牽引出来る様になりました。


問題なく検査登録が完了し、小型自動車としての証! 白色のナンバープレートが付きました。
今回は、長野運輸支局「松本自動車検査登録事務所」にて実施。


軽自動車の時の車検証です。自動車の種別が軽自動車です。

そして、今回の検査登録終了後の車検証です。自動車の種別が小型になりました。
長さは 420cm… トングフレーム他の造作により車両重量が増えた為、最大積載量は 50㎏減トンの 300㎏となりましたが、予定している積載ボートは 12ftのアルミボートの為、全く問題なし。